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EQの開発⑥できるだけ多様な経験を積む-8- EQ開発講座

2014.1.20

前回、家事や稼業の手伝いの有効性に触れました。

それについてまず少々注意を申し上げておかねばなりません。

それは、近年お手伝いというと、対価が伴うのが普通であるかのような錯覚に陥ってるようにみえるからです。

それではせっかくのEQ開発の機会効果を、半減させてしまうことになりかねないのです。

それに対価要求しない数少ない労働の機会や、また何故対価が伴わないのかという問い答えるという、

思想的な啓蒙の機会をも失ってしまうということに気付いていただきたいと思います。

このEQ開発講座を書き始めたのが、2011年11月25日です。

そして数回後の、12月14日付で「EQのヒントー①」として、三田誠広氏についてご紹介させていただきました。

氏は、その著作「パパは塾長さん」を通して、中学入試にお子さんを挑ませて得られた最大の成果は、本人がセルフコントロールの力を身に付けたことだと言われているのです。

私も長年塾を経営し、たくさんの事例を見て来ましたが、全く同感です。

受験、特に中学受験というのは、子供たちにとって、今や数少ない試練と呼べる経験なのです。

何故特に中学受験なのかは、以前少々触れたことがありますが、

次回再度確認しておきたいと思います。