中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
教材の出版とテスト会の運営、EQ育成などトータルサポートする田島教育グループ

お問い合わせ

EQのヒントⅠ-⑬ EQ開発講座

2012.3.4

マシュマロ実験の話から、私の幼児期の記憶を辿る話を続けてきました。

ここから判ることは、私はどうやら、マシュマロ実験では我慢出来なかったグループに入っただろうという事です。

母親や姉達からの話からも、相当、我儘し放題に育てられていたのは、まず間違いないところですし、

自らの他の記憶の断片を拾い集めても、堪え性の無いことを裏付けるものばかりです。

遠い昔の自分を客観的に評価すれば、多少抵抗もありますが、

まず間違いないと思います。

ということは、その後の成長過程において社会性がなかなか身につかず

学業も振るわない可能性が高かったと言えます。

学業面は別として、社会性においては、小・中・高と学校生活を振り返ってみても、かなり際どいところで切り抜けたと思います。

今のような時代認識の中であれば、まず間違いなく落伍者の烙印を捺されていたでしょう。

ある種寛容な時代背景に救われたわけですが、一方で何とか軌道修正できていったのには、それなりの理由があると思われます。

その理由を明らかにしてゆくことは、子供たちの心をどのように鍛えていくべきかについて、大いに参考になると思います。

つまり、私の未熟なEQが何の力によって向上できたのか?

それをこれからお話してまいります。

合わせて、「もう少し端的に役立つ情報が欲しい」というご要望もいただきましたので、

できるだけ、具体的なノウハウとしても指摘できればと思います。